トイレ掃除考③
前回使い捨てトイレブラシに活路を見出したので、
まず現在販売されている使い捨てトイレブラシである
スクラビングバブル 流せるトイレブラシ
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スコッチブライト 取り替え式トイレクリーナー
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この2つのスペックを比較・検討してみようと思います。
どちらも洗剤つき
どちらも水が青く色付くタイプの洗剤がブラシ自体に含まれています。
スクラビングバブルはブルーアクアの香りと記載されているのに対し、
スコッチブライトの方は香りについて何も書かれていないので無香料なのかもしれません。
だいたいの汚れは界面活性剤無しで落ちるというスタンスで普段掃除しているので、
特に洗剤付きに魅力は感じないですね。むしろ要らないかも…
柄の部分は専用スタンドで保管
こうやってスタンドに置いた状態だと、トイレブラシのような見た目になりますね。
水気を含むブラシ部分が無いので、比較的清潔に保管しやすいとは思いますが、
せっかくトイレブラシを追放したのだから、何も床に置かずスッキリさせたい…。
なのでこの保管方法はナシの方向で。
廃棄方法が異なる
この2つの一番大きな違いはここですね。
スクラビングバブルは水溶性不織布なので、そのままトイレに流せます。
対してスコッチブライトはポリエステル製のスポンジで流せません。
写真のようにサニタリーボックスがあれば、トイレ内で速やかに捨てられますが、
我が家はボックスを設置していないので、ゴミ箱に捨てに行く必要があります。
水気をなるべく切ったとしても、移動中ぽたぽたと水滴が落ちるのは容易に想像できるので、
スマートに捨てるには、トイレで小さいポリ袋にさっとくるんでおく必要があるかと。
毎回ポリ袋を用意するとなると、掃除で消費する資源が増えてしまうのが微妙ですね。
捨てに行く手間とゴミが生じる点もちょっとマイナスです。
ただトイレに流せる素材は当然ですが、水につけると少しずつ溶けていくので、
流せない素材の方ががっつりと掃除することが可能です。
こまめに掃除していれば、念入りにごしごしする必要は無いかもしれないですが。
あと、トイレに流す場合は下水処理に負荷をかけてしまうので
ゴミが出ないからと言って、手放しに良いとは言えないのです…。
まあトイレットペーパーでも同じことが言えるので、
日頃からむやみに使わないよう心がけることが大事ですね。
コスパが微妙
色々と書いてきましたが、難しいことはぜーんぶ置いておいて
両者ともにコスパがちょっと悪いです。
これを書いている今のAmazonの価格なので多少の変動はあると思いますが、
スクラビングバブルが598円/24個(約25円/1個)
スコッチブライトが972円/18個(54円/1個)
防汚成分が含まれていたりするので、毎日使うように想定されていないのかもしれないです。
もし毎日使った場合はひと月で、
スクラビングバブルが約772円
スコッチブライトが1674円
毎日まめに便器の中まで掃除したいという人にはちょっと痛い出費になります。
便器の中以外の掃除には使えない
個人的に一番気になったのは、トイレブラシとしての役割しか果たせない点です。
床、タンク、便座、蓋、ペーパーホルダー、ドアノブ…
といったトイレを構成する諸々の掃除には何か別のものを用意する必要があります。
掃除用スプレーとトイレットペーパーで掃除しちゃうのもアリですが、
どうせならひとつのシートで綺麗なところから順に拭いていって、
最後に便器の中を掃除するようなオールインワン方式に出来たら素敵だなと。
ゴミも最小限で済みますし。
トイレ掃除考②
ポリエチレン手袋+掃除用ウェットシートによるトイレ掃除が難航しはじめたので、
考えうる別の方法をいくつか挙げてみます。
ゴム手袋に変える
使い捨てポリ手袋の耐久性に難があるので、
繰り返し使えるゴム手袋に変えれば、水の侵入は確実に防げます。
ただしゴム手袋自体の衛生状態を保つことと、
ゴム手袋を保管するスペースが必要になるので、
トイレブラシの二の舞になるような、ならないような…
あまりベストな方法とは言えません。
強力な洗浄剤をふりかけて放置
ブラシを使わない掃除方法として、よく見かけるのが
粘性のある強い洗浄剤を便器のふち周りにふりかけて放置する方法です。
- 出版社/メーカー: ユニリーバ・ジャパン
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効率の良さでは群を抜いていると思いますが、
出来る範囲でのエコに心がけるのが、我が家のハウスキーピングの理念なので、
本当に汚れが蓄積してどうしようもない!という状況でなければ避けたい方法です。
まあ、それぞれの環境負荷の大小についてはもっと検討する必要がありますが、
とりあえず生分解性の低そうなイメージのものは避ける方針で…。
使い捨てトイレブラシの使用
最近人気のある使い捨てトイレブラシ。
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先端のブラシ部分が使い捨てなので、毎回清潔なブラシで掃除できるのが利点です。
使い捨てブラシなんてエコじゃない…って一見思ってしまいますが、
素手で古布を使うようなストイックな方法でない限りは、
どんな方法であれ、資源や排水の問題からは避けられません。
まず最初に採用した方法でも、日々ポリ手袋とウェットシートを消費していたので。
ポリ手袋やシートを消費するか、濃ゆい液体を排水するか、ブラシを使い捨てるか…
悩ましい問題ですが、どんな方法であれ意識して負荷の削減に努めるのが肝要かと。
少し話が逸れましたが、
要するに、工夫次第で使い捨てブラシ方式もアリなんじゃないかと思ったわけです。
長くなりそうなので次回に続きます。
トイレ掃除考①
昨年引っ越しをした際、トイレブラシを捨てました。
それ以来、ブラシ無しでなあなあにやり過ごしてきましたが、
もう少し合理的で続けやすい方法を追求してみようと思います。
トイレブラシをやめた理由
以前はこのような一般的なトイレブラシを使用していました。
- 出版社/メーカー: マーナ
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ブラシが目につくところにあることで、毎日こまめに掃除する習慣がつくのですが…
とにかくブラシと水受け自体を綺麗に保つことが難しいのです。
本来はブラシ自体もこまめに清掃・除菌すべきなのでしょうが、
ブラシを洗浄・漂白するための専用のバケツを用意するのも億劫…
かといって、洗面台やお風呂場などでブラシを洗浄するのも抵抗が…
と躊躇している内にブラシが黒ずんでいくわけです。
しまいにはブラシを汚物のようにおそるおそる扱うようになるので、
汚いものを便器に擦り付けているような、
釈然としないトイレ掃除になってしまいます。
なにより、そんな汚物同然のものがトイレに常駐している時点で
清潔でおしゃれなトイレになりようがありません。
そんなこんなでトイレブラシと決別しました。
まず実践してみた掃除方法
ブラシを捨てて引っ越し後、
まずポリエチレン手袋と掃除用ウェットシートを購入しました。
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除菌率99.9% クエン酸の激落ちくん ウェットシート 20枚入
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クエン酸のシートにしたのは、
尿などのアルカリ性の汚れに効果的だと思ったからです。
掃除方法は非常に単純で、利き手に手袋をはめ、
クエン酸シートで綺麗なところから順に拭いていくだけです。
ドアノブや便座のスイッチ→便座の表面や蓋→床、便座の裏→便器内
といった感じ。
全て拭き終わったら、シートを持ったまま手袋を裏返すように脱ぎ、
シートを手袋に包んだような状態でゴミ箱に捨て、掃除完了です。
文章にすると何だか効率的で良い方法のように見えるのですが、
実践してみると、少し問題点が見つかりました。
手袋が無意味…
手袋をしているので便器の奥まで手を入れて掃除していたのですが、
掃除を終えて手袋を脱いだ時、けっこうな確率で手も濡れちゃっています…。
大容量の安価なポリ手袋なので、耐久性が低いのは仕方ないのかもしれませんが、
結果的に便器の水が手についているのなら、素手でやっているも同然です。
実は素手で古布を使いトイレを丸ごと掃除するような
エコな方法にちょっと憧れてはいるのですが、
築年数の古い賃貸マンションの、まあまあ使用感のある便器に素手で挑む勇気は無く…
憧れはいつか新築マンションor新築戸建orトイレ自体が新品の家に住むまで
胸の内にしまっておくつもりです。
ですが前述の通り、手袋着用でも結局手が濡れちゃっているので、
毎回掃除のたびに、素手で挑むのに近い覚悟を要するのです。
そのため便器の奥の掃除が、毎日気軽にできるものでは無くなってしまいました。
トイレ掃除考②に続きます