トイレ掃除考③
前回使い捨てトイレブラシに活路を見出したので、
まず現在販売されている使い捨てトイレブラシである
スクラビングバブル 流せるトイレブラシ
【まとめ買い】 スクラビングバブル トイレ洗剤 流せるトイレブラシ 本体ハンドル1本+付替用16個セット
- 出版社/メーカー: ジョンソン
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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スコッチブライト 取り替え式トイレクリーナー
スリーエムジャパン スコッチブライト トイレクリーナー 本体+リフィル15個 洗剤付 T-557-HC-15RF A/8
- 出版社/メーカー: スリーエム(3M)
- メディア: ホーム&キッチン
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この2つのスペックを比較・検討してみようと思います。
どちらも洗剤つき
どちらも水が青く色付くタイプの洗剤がブラシ自体に含まれています。
スクラビングバブルはブルーアクアの香りと記載されているのに対し、
スコッチブライトの方は香りについて何も書かれていないので無香料なのかもしれません。
だいたいの汚れは界面活性剤無しで落ちるというスタンスで普段掃除しているので、
特に洗剤付きに魅力は感じないですね。むしろ要らないかも…
柄の部分は専用スタンドで保管
こうやってスタンドに置いた状態だと、トイレブラシのような見た目になりますね。
水気を含むブラシ部分が無いので、比較的清潔に保管しやすいとは思いますが、
せっかくトイレブラシを追放したのだから、何も床に置かずスッキリさせたい…。
なのでこの保管方法はナシの方向で。
廃棄方法が異なる
この2つの一番大きな違いはここですね。
スクラビングバブルは水溶性不織布なので、そのままトイレに流せます。
対してスコッチブライトはポリエステル製のスポンジで流せません。
写真のようにサニタリーボックスがあれば、トイレ内で速やかに捨てられますが、
我が家はボックスを設置していないので、ゴミ箱に捨てに行く必要があります。
水気をなるべく切ったとしても、移動中ぽたぽたと水滴が落ちるのは容易に想像できるので、
スマートに捨てるには、トイレで小さいポリ袋にさっとくるんでおく必要があるかと。
毎回ポリ袋を用意するとなると、掃除で消費する資源が増えてしまうのが微妙ですね。
捨てに行く手間とゴミが生じる点もちょっとマイナスです。
ただトイレに流せる素材は当然ですが、水につけると少しずつ溶けていくので、
流せない素材の方ががっつりと掃除することが可能です。
こまめに掃除していれば、念入りにごしごしする必要は無いかもしれないですが。
あと、トイレに流す場合は下水処理に負荷をかけてしまうので
ゴミが出ないからと言って、手放しに良いとは言えないのです…。
まあトイレットペーパーでも同じことが言えるので、
日頃からむやみに使わないよう心がけることが大事ですね。
コスパが微妙
色々と書いてきましたが、難しいことはぜーんぶ置いておいて
両者ともにコスパがちょっと悪いです。
これを書いている今のAmazonの価格なので多少の変動はあると思いますが、
スクラビングバブルが598円/24個(約25円/1個)
スコッチブライトが972円/18個(54円/1個)
防汚成分が含まれていたりするので、毎日使うように想定されていないのかもしれないです。
もし毎日使った場合はひと月で、
スクラビングバブルが約772円
スコッチブライトが1674円
毎日まめに便器の中まで掃除したいという人にはちょっと痛い出費になります。
便器の中以外の掃除には使えない
個人的に一番気になったのは、トイレブラシとしての役割しか果たせない点です。
床、タンク、便座、蓋、ペーパーホルダー、ドアノブ…
といったトイレを構成する諸々の掃除には何か別のものを用意する必要があります。
掃除用スプレーとトイレットペーパーで掃除しちゃうのもアリですが、
どうせならひとつのシートで綺麗なところから順に拭いていって、
最後に便器の中を掃除するようなオールインワン方式に出来たら素敵だなと。
ゴミも最小限で済みますし。